値段でみるプロポリスの違い

プロポリスは１つの巣箱から年間150g～200gしか採取できず、大変な貴重品であるため、高品質なものほど高価になります。
高品質なものにはプロポリスの持つ有効なフラボノイド、ミネラル、アミノ酸、ビタミン、酵素、有機酸などの成分がたっぷりと含まれているといってよいでしょう。
一般的にプロポリスで最も人気が質が良いとされるのはブラジル産のものですが、ブラジル産でもプロポリスは数段階のランクに分けて販売されているのです。
そのため、プロポリスを選ぶ際に原産国だけにこだわるのでは意味がありません。

また、最上級ランクのプロポリスは安いランクのものに比べて価格が３倍以上も異なるといわれています。
液状プロポリス製品の質は色、つや、香り、味で判別します。
まず白い紙の上にプロポリスを一滴落とした際、高品質のものは濃度が高く、液が広がらずに乾くと光沢が出てきます。

一方で品質の悪いものは液が大きく広がり、乾いたあとも光沢があまり出てきません。
味においては良質とされるプロポリスは、飲んだ際に喉に軽くピリッとした刺激があり、その後刺激はさわやかに消えていきます。
後味が悪かったりするものはあまり質が良くないものでしょう。

そしてプロポリスの香りにはフィトンチッドという樹木が発する揮発性香気成分が含まれており、このフィトンチッドは神経を落ち着かせストレス緩和とリラックス効果が得られます。
高品質のプロポリスにはフィトンチッドによる心地よいと感じる香りがするはずですので品質判断の指針の一つにしてください。
プロポリスを選ぶ際には販売会社やメーカーに、原料の等級、使用している原料を見せてもらうことができるか等の細かい質問を投げかけてみて、対応をチェックするのも一つの方法でしょう。
きちんと原料の詳細を説明できない場合、信頼できる品質のプロポリスが使用されているか怪しいといえます。
プロポリスは健康のために継続的に飲むものですから、価格に惑わされず、まずは高品質のプロポリスが使われているかにこだわって選ぶことをおすすめします。