意外！！こんなところにもプロポリス

バイオリンの名器として知られるストラディバリウスをご存知ですか？
１６世紀後期のイタリアの職人アントニオ・ストラディバリが製作したバイオリンは生涯で１２００本で現存しているのは内６００本といわれています。
ですが、人類史上最高峰のバイオリンといわれ、最高の音色を奏でると名高いのです。

ストラディバリは、独自のバイオリン制作方法を誰にも継承せずに亡くなったため、現在も同じものを作ることができないといわれています。
希少価値があるため大変高価なもので数千万から数億円で取引がされています。
実はそんなストラディバリウスにプロポリスが使われています。

ストラディバリウスの防腐剤や光沢剤としてプロポリスとニスを混ぜ合わせたものを使用されたという記述が残っているのです。
ニスの成分や配合など使用する材質一つひとつがバイオリンの共鳴に関係するといわれており、名器ストラディバリウスが奏でる音にプロポリスは大きな影響を及ぼしているのかもしれません。
なお、使われたプロポリスはストラディバリが暮らしていたイタリア北部のクレモナという町で採れたものだったそうです。

ヨーロッパではプロポリス民間医療の家庭薬として使われており、抗菌作用・抗ウイルス作用が知られていましたので、ストラディバリがプロポリスの高い防腐効果を知った上で使用していた可能性が高いと考えられます。
残念ながらストラディバリウスに使われていたプロポリスを混ぜたニスは現代ではもう採取できない材質のために再現することができないといわれています。
ストラディバリウスに活用されていた以外にも、古代ギリシャの哲学者アリストテレスの著作によると紀元前６０００年です。

古代エジプト時代の僧達が死体をミイラにするための防腐剤としてプロポリスを用いていたという、詳細な記述が残されていることなどから古来から防腐剤としての効果を人間が認め、活用してきた長い歴史があります。
現在ではプロポリスは化粧品、消毒抗炎剤、点眼剤などの材料としても利用され、ペットフードにも配合されるなど、サプリメントに留まらずさまざまな活用がされています。